13
2007

初めての言葉は...

勤め始めて約半月、私が入っている年中組の子どもたちのほとんどは打ち解けてくれた。
しかし、あるひとりの女の子は頑なに心を開いてくれない。
担任の先生もその子が心を開いてくれるまでかなり時間がかかったそうだ
元気な子なんだけど、ちょっと頑固。
でもでも、ついにその女の子が昨日私に心を開いてくれたみたい
昨日の朝のこと、冬になると冷たいのでアルミ製の弁当箱のご飯だけ保温機に入れて温めている。
それをお弁当当番として毎日入れ替わりでやっているのだが...
その女の子が弁当当番としてグループの子どもたちと一緒にみんなのお弁当が集まるのを待っていた。すると...
「おう!これにゴムがない!!」
アルミ製なので温めれば熱くなるので幅の広いゴムをつけていないと保温機に入れることが出来ない仕組みになっている。
子どもたち同士で声を掛け合っているのかとふと見たら...あの子が私を見てお弁当を差し出してきていた。
「ほんとうだね、だれのかな?○○くんのだね、○○くんにはなしてごらん。おべんとうバッグにゴムがはいっているかもしれないよ
「うん」
なかなか心を開いてくれないなぁと思っていたので、突然の出来事にただただびっくり。
やっと心を開いてくれたかぁ
その後は「ハロせんせい」と呼んではお願いごとをしてくるようになった。
しかし、最初の言葉が「おう!」と声をかけてくるとはなぁ(笑)
昨日のお帰りの際、その女の子の上着を見てみたらジッパーを上げずにボタンだけ止めて帰ろうとしていた。
「◎◎ちゃん、ちゃんとチャックをしめていかなきゃダメだよ」と注意すると知らない振りをしてそのまま帰ろうとする。
私は引き止めて「ダメ!ここはちゃんとしなきゃ」と再び呼び止めると「無理だ」と一言。
留めてあったボタンを外し
「はい、チャックをあげましょう」
「できるわけないじゃん!」
「あら?もしかして◎◎ちゃん、じぶんであげていないの?」
「うん」
「わかった、こんどはじぶんであげられるようにおうちでれんしゅうしようね
返事はなかった、頑固だなぁ(笑)

今朝登園してきたときにチェックをして見ていたら、案の定ボタンだけしか止まっていなかった
がんばれよ。
お弁当の時間、その女の子と一緒のグループの席で食べることになった。
隣に座っていた男の子から「ハロせんせい、おべんとうたべるのきょうそうしよう」と言われ「いいよ」と答えたらその女の子
「がんばってね○○くん、せんせいにまけないでね」
と応援するではないか。『なに~!』と思い
「えー◎◎ちゃんは○○くんのおうえんして、せんせいにはおうえんしてくれないの?」
「うふふふ...がんばれっ○○くん!」
「そーか、せんせいまけないぞ!」
結果は思いっきり負けましたが、そのうれしそうな顔に免じて許そうぞ

今日は戦いごっこをして負傷してしまった。
届かないのに私の頭を叩こうと顔に命中し、目の下を少し傷つけた。
まっ、かすり傷程度なのだが一直線に血がにじんでいる。
いつも注意しているのだが夢中になってしまうと、注意したことも忘れてしまう子どもたち。
今回も思いっきり注意をしたのだが...
担任の先生が目の下にできた傷を見つけ、子どもたちが集まった際にこんこんと注意をした。
わざとやったことではないが万が一目に刺さったらどうなるのか?目が見えなくなってしまうことを説明した。
「かおやあたま、うでやあしではなく、おもいっきりたたきたいならおしりをたたきましょう。おしりにはうでやあしよりもおにくがいっぱいついているからおもいっきりたたいてもだいじょうぶ。ハロせんせいは、いたいことをしたひととはあそべませんっていっていたみたいだけど、わたしにいたいことをしたらわたしもおもいっきりたたきかえしますからね!」
うん、迫力満点です
担任の先生がお話を終えた後に数人の女の子が私の回りにきて
「せんせい、ここだいじょうぶ?」
と目の下を指差し心配そうに見つめてきた。
「だいじょうぶだから、そんなにしんぱいしないでね。ありがとう」
「ほんとう?よかった」
やさしい子どもたちです。
しかし、これが子どもたちに起こったことでないのがよかったとホッとしています。
明日からまた気を引き締めて、注意して見守らなければならないと思ったのでした。

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Tag:幼稚園

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